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昔は玄米で補っていた?!脚気予防や代謝アップに不可欠な栄養素とは

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白米中心の現代でも、健康に配慮する人々の間で人気の玄米食。
今日は、玄米と健康の密接な関係についてお話してみたいと思います。

かつて「江戸患い(えどわずらい)」は、謎の都会病だった

皆さんは、「江戸患い(えどわずらい)」という病のことをご存知でしょうか?
歴史の授業がお好きだった方は、聞き覚えのある言葉かもしれませんね。

江戸の頃、参勤交代で江戸詰めをする大名や武士の間で、原因不明の体調不良が蔓延。
症状は「全身の倦怠感」「足元に力が入らない」「足がむくむ」「感覚の麻痺」など様々で、最悪の場合、死に至ることもあったそうです。

しかし参勤交代が終わり、故郷に戻るとすっかり改善されてしまうことがあったため、「江戸患い(えどわずらい)」という名で呼ばれるようになったそうです。ちなみに、江戸の次に大きな都市・大坂(現代の大阪府)でも同様の病が発生したそうで、こちらでは「大坂腫れ(おおさかばれ)」と呼ばれていたと言われています。

この謎の病「江戸患い」「大坂腫れ」は、「結核」と並び、当然ながら大変恐れられていました。
時代が進み、1900年代になると、この奇妙な病は、玄米から白米が中心になった結果、ビタミンB1不足発生したために起こる「脚気(かっけ)」であることがわかり、治療法や改善策が確立されます。

玄米の栄養の約80%は「米ぬか」に集中している

精製する過程で、玄米から糠(ぬか)と胚芽(はいが)などを取り除き、胚乳(はいにゅう)のみにしたお米が「白米」。そして取り除かれた部分が「米ぬか」と呼ばれ、食材として使われる他、入浴剤や洗顔料として活用される場合もあります。

実は、玄米の栄養の約80%は「白米」から削ぎ落とされた、この「米ぬか」にあると言われていて、江戸時代の大名や武士が、「脚気(かっけ)」を患うことになったのも、食べやすさを求めて、人体に有用で貴重な栄養源を摂取しなくなったことが理由だったんですね。

昔は玄米で補っていた?!脚気予防や代謝アップに不可欠な栄養素とは

ビタミンB1不足は現代でも起こりうる

精米技術が進み、白米食が広がることで脚気が発生していた江戸時代とは違い、ジャンクフードによる偏食、ウルトラプロセスフード(超加工食品)が食事に占める割合の増加、清涼飲料水の摂りすぎなど、カロリーは摂っていても栄養不足に陥っている場合もがあります。

例えば、寝ても「疲れがとれない」「朝がつらい」「身体が重ダルい」などの自覚症状がある人は、ビタミンB1が慢性的・一時的に不足している可能性があります。

漫然と食事をしていると、ビタミンやミネラルのバランスが崩れやすい現代の食事事情の中、自分に今、不足している栄養素は何か、プラスで摂るべき栄養素は何かを、取捨選択するチカラが必要な時代であると言えます。

過体重の人も不足気味?エネルギー代謝もビタミンB群が必要

ビタミンB群は、糖質・脂質・たんぱく質の代謝に大きく関わりをもつ栄養素(補酵素)の一つであり、新陳代謝を促す働きを持つ栄養素です。そのため、ビタミンB群が不足すると、摂取した糖をエネルギーに変換できず、体内でうっ滞し、蓄積されてしまいます。

これを端的に言うなら、カロリーの過剰摂取とビタミンB群の不足が重なると、太りやすくなるということ。
昔に比べて体重増が気になる人は、食生活の偏りからビタミンB群不足の可能性があります。ぜひ、ビタミンB群を多く含む食材を多く摂るよう心がけてみてください。

捨てるなんてもったいない!「米ぬか」には他にも栄養がたっぷり

「米ぬか」には脚気予防に有用なビタミンB群以外にも、有効成分「γ-オリザノール」や、整腸作用を持つ「食物繊維」、その他ミネラル類が豊富に含まれています。

栄養的な側面から言うと、捨てるなんてもったいない!むしろ現代人こそ、積極的に摂りたい優秀な栄養源なのです。

米ぬかを食生活に取り入れる、上手な方法とは?

米ぬかに含まれる優れた栄養素を上手に摂るには、摂取量を増やすことと、吸収率を上げることの双方からアプローチする必要があります。

米ぬかの摂取量を増やすには?
最もカンタンな方法は、主食を白米から玄米にスイッチすること。道場レシピの中でも、ご自宅で玄米を上手に炊く方法をご紹介していますので、ぜひチャレンジしてみてください。

CHECK!
・道場レシピ/玄米炊き方

栄養の吸収率を上げるには?
米ぬかに含まれる栄養の吸収率を上げるなら、玄米の状態より、細かく粉砕された米ぬかを活用するのも良いアイデアです。

しかし、米ぬかは生ものに近い食材なので、あまり日持ちしません。
一気に消費しない場合は、煎り米ぬかに仕立てておくと扱いやすく、オススメです。煎り米ぬかは、食事や手作りのおやつやに使えば、手軽に栄養を添加できます。

サンスター健康道場の「飲む一膳分」で毎日の栄養補給を

あるいは米ぬかを豊富に含む高栄養・低カロリー飲料を、活用するのも良いでしょう。

玄米の栄養に着目するサンスターが開発した「健康道場 飲む一膳分」は、米ぬかの栄養を充分に活かした栄養補助食品です。

開発者によると「米ぬかの栄養が豊富で、美味しく飲みやすい」飲料に仕上げるための試作は、なんと1000回以上に登り、商品として発売されますまで約4年もかかったそうです。栄養豊富な米ぬかを美味しく、手軽にしっかり届けるために重ねた努力によって生まれた商品を、ぜひ皆さんの食生活の中にも取り入れてみてください。

CHECK!
・【マンガ・飲む一膳分開発物語】開発担当・山口の熱い思い

玄米一膳分の栄養にごまのパワーをプラス

美容や健康に良いと言われる玄米の栄養にごまの栄養をプラス!若々しさもサポートしてくれる低カロリー・高栄養の豆乳ベースの飲料です。 食物繊維は玄米一膳分の約3倍。バナナに換算すると8本分に相当します。朝食や間食にお勧めです。

ご愛飲者の声

ごまのおかげかなんとなく若々しくなった気が(40代 女性)

1か月モニター試飲したところ、お通じが良くなって肌の調子も良くなった気がします。ごまの栄養のおかげか若々しさもあるかも?味も良いので少し続けてみようかと思います。

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