空腹ではないのに、ついつい口寂しい気分がつのり、手元のおやつを食べてしまう……。誰しもこんな経験ありますよね。
こういったことを、「感情的な食欲(Emotional Eating:エモーショナル・イーティング)」と言い、空腹から生じる生理欲求としての食欲とは異なるものと考えられています。体内のエネルギー低下と無関係であることから「ニセの食欲」と呼ばれることもあるようです。
では、この「感情的な食欲」は、どのような時に起こりやすくなるのでしょうか?
視覚や嗅覚など、五感への刺激がきっかけとなる場合もありますよね。その他にも、高いストレス状態にある時、不安な気持ちを感じている時などにも起こりやすいことが分かっています。
これは、食行動に、脳内報酬系を刺激する作用があることに関連しています。脳内報酬系にとって、高脂肪食や糖類・糖質などのほうが、より一層大きな報酬になりうるため、つい甘いものや油脂分の多いものを口に入れたくなってしまう。これが「口寂しい」の正体。つまり私たちの脳は、自らを安心させるために「感情的な食欲」を代替で利用してしまう悪いクセがあるのです。
こんな時、ストレスは我慢しすぎて溜め込むよりも、上手に逃がすコツを覚えておくと便利です。
間食に頼らずストレスを逃がすなら、徒歩や階段の昇降など軽いエクササイズを5〜10分程度続けてみることがおすすめです。また、歯磨きなども有効です。歯磨きと食事は、口腔内への刺激として共通する部分があることと、独特の清涼感が気分転換にぴったりです。
そして間食をするならば、今まで食べていた甘いものやスナック菓子を、今からご紹介する選定基準に該当するものに置き換えてみては如何でしょうか?
100kcal前後のものを選ぶ
食事バランスガイドによると、間食は「食事に影響のない200kcal以内に抑え、超過した場合は、食事の中の主食(ご飯やパン)を減らすなどして調整」とされています。
低カロリー・高栄養なものを
食物繊維を多く含む食事は、食べる量が少しでも満足感が高いもの。これは間食でも勿論同じです。食べるなら、食物繊維が豊富で、栄養バランスを調整できるようなものを選んでください。
食物繊維たっぷり!オニオン風味の美味しくライトな間食
玄米由来の食物繊維はもちろん、ビタミンやマグネシウムなども含む健康サポート食品です。1袋食べても60kcal。いつものおやつから置きかえて間食のコントロールにもお役立て下さい。オニオン風味で美味しく頂けます!
ご愛飲者の声
オフィスに常備しています。(40代 女性)
脂っこいスナック菓子の代用品として。デスクの引き出しに入れています。残業で夕食をとる時間までが長くなりそうな時など、低カロリーなのに空腹感を抑えることができて便利です。
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