近頃ちょっと食べ過ぎだな……と感じても、食生活をガラリと変えることは難しいもの。 そんな時は、無理なくヘルシーな食生活のバランスを取り戻す方法として、食物繊維の摂取を意識してみると良いかもしれません。
食物繊維を多く含む食品は噛む回数が増え、満足感を感じやすくなります。
これは咀嚼(そしゃく)によって歯根膜や頬の筋肉が刺激され、その刺激が脳の視床下部に伝わります。その際、満腹感をもたらす神経ヒスタミンという物質が分泌され、食べ過ぎの予防につながります。
食物繊維には水溶性や不溶性の2種類があるのをご存知でしょうか?
水溶性食物繊維は、水分を含みゲル状に変化する特性があります。ゲル状になった水溶性食物繊維は粘着性を持っており、消化器内をゆっくりと移動するので腹持ちがよいことと、血糖の吸収を緩やかにしてくれる効果があります。
一方、不溶性食物繊維は腸でほとんど吸収されず、ほとんどエネルギーにならないため、エネルギーはそのままに、食事量を増やすことができます。また、腸を通過する際に物理的な刺激を起こし、お通じの改善に効果的という特徴があるんですよ。
水溶性・不溶性食物繊維を含む食品の種類を知り、毎日の食事に取り入れて、食事の”満足”に役立ててみてくださいね。
食物繊維もたっぷり、健康道場レシピはこちらから
関連記事
- 【twitter】
- 【facebook】
- 【mixi】