室内に閉じこもりがちで運動不足だったり、身体を冷やしてしまったり……。
寒い季節は、腸内環境を乱す要因がたくさん潜んでいます。加えて、忘年会や新年会などのイベントなどが続く年末年始は、腸も忙しくフル稼働。せめて自宅で頂く食事は、腸内平和(腸内細菌が調和しバランスを保つこと)の維持を心がけたいものですよね。
こちらのコラムでは、善玉菌の応援団として働く「発酵食品」を活用した、冬の道場レシピをご紹介します。カンタン・時短で作れるメニューも多数ありますので、ぜひチャレンジしてみてください♪
発酵食品・酒粕の温活×腸活の効果
酒粕には身体を温める効果のほか、コレステロール低減や血中中性脂肪低下、抗酸化、肝機能向上などの効果があることが研究結果として報告されています。味噌や生姜で深みのある味わいに仕立てれば、お疲れ気味の胃腸をいたわり、気持ちもほっこり穏やかに。
酒粕生姜味噌汁のレシピはこちら>>
納豆で、食べごたえや満足感も諦めない
玄米菜食やマクロビオティックが腸内環境にもたらすメリットは理解できても、どうも満足感がなくて敬遠してしまう……という方にもおすすめしたい一品。アミノ酸を豊富に含む納豆と豆腐の組み合わせでたんぱく質もしっかり摂れ、揚げ物にしたてることで満足感もアップ。サラダオイルの変わりに、米油で仕上げることで、サクッと軽やかになり、身体にもうれしい効果が。
納豆と豆腐の湯葉巻きのレシピはこちら>>
お酢も甘酒も疲労回復が期待できる発酵食品
温野菜やサラダを頂くなら、ドレッシングにひと工夫。甘酒は別名「飲む点滴」と言われるほど、疲労回復に役立つアミノ酸を多く含んでいますし、お酢には代謝サイクルを促進する効果があります。お酢と甘酒の相乗効果で、疲れに負けない体作りを。
玄米甘酒のドレッシングのレシピはこちら>>
和食に欠かせぬ味噌も、実は優秀な発酵食品
私たちの食卓に欠かせぬ名脇役、味噌。地域にとって素材の種類が微妙に異なり、バラエティ豊かな調味料です。和食のメニューだけでなく、実は洋食の隠し味としても活用できる、万能さが魅力です。善玉菌の餌となる微生物を多く含んでいて、腸内環境の元気のもと。塩気が強いので、味付けの時に塩加減を調整しながら使うとよいでしょう。
厚揚げとキャベツの味噌風味グラタンのレシピはこちら>>
免疫細胞の約70%が集まる腸を元気にすることに焦点をあてた、健康道場の玄米菜食レシピ。他にも冬に嬉しいレシピをたくさん公開していますので、これを期にぜひチャレンジしてくださいね!
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