十分な研究はまだですが、おそらくほんと
動物のレベルでは具体的なメカニズムが研究され、さまざまな報告がでてきていますが、人に関してはまだまだ十分なレベルには達していません。ただ次のような報告も聞かれます。
幼児の腸内細菌の種類や構成比を調べ、母親に幼児の健康状態や性格の調査をして、解析したものですが、男の子ではある特定の腸内細菌の豊かさと多様性が、「ポジティブ」、「好奇心旺盛」、「社交的」といった性格と関連しているという報告がされています(※)。人での研究は難しい面がありますが、今後も様々な角度で検証が進んでいくと思われます。
- (※)Christian LMら. "Gut microbiome composition is associated with temperament during early childhood " Brain Behav Immun. 2015; 45:118-27.