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夏本番!熱中症対策に野菜飲料のフローズンドリンクを活用

もっと見るタグ: 4つのベリーの恵み, PR, アイススラリー, かき氷, フローズンドリンク, 健康雑学, , 夏バテ, 熱中症

熱中症による目眩(めまい)や失神、嘔吐や意識障害など……。
夏になると報道番組で頻繁に耳にするこれらの症状、本当に怖いですよね。

総務省消防庁がまとめた平成30年度の熱中症による救急搬送状況によると、5月から9月までの間に救急搬送された人数は約9.5万人に登り、7月後半から8月上旬にかけて搬送数が最も多く、概ね半数が65歳以上の高齢者、次に多かったのが満18歳以上65歳未満の成人で40%弱であったという結果が報告されました。

夏本番!熱中症対策に野菜飲料のフローズンドリンクを活用

高齢者は体重における水分量の比率が少ないことに加え、加齢によって体温調節機能が低下している傾向があり、室内でも熱中症にかかりやすいと言われています。
一方で、体温コントロール能力がしっかりと機能しているはずの成人層でさえも、相当数搬送されていることが、総務省消防庁の調査から見て取れます。このことから、どんな人でも熱中症になる可能性があると考え、日々の対策を怠らないことが重要だということがわかります。

無理せずエアコンを使い、室温コントロールを

真夏の気温上昇はもちろんですが、意外なところでは、気温が低い日であっても高湿度で熱中症にかかりやすくなる場合もあるということ。これは低気温・高湿度の環境では、汗が蒸発せず体温調節ができない状態になるためです。

エアコンには、気温だけでなく湿度をコントロールする機能もあります。梅雨時期から残暑の厳しい季節は、我慢しすぎずエアコンを使うようにしましょう。

また日頃から「汗をかくチカラ」を鍛えておくことも大切です。

CHECK!
汗がでる仕組みを知って、汗かき上手になろう

水分だけでなく、塩分やミネラルも一緒に補給

水分を十分な量摂取していても、熱中症になることがあります。
これは汗をかき続け、ナトリウムなどのミネラルが排出される事で、だんだんと発汗に必要な成分が足りなくなり、それ以上の発汗が困難になるためです。体温を上手にコントロールするには、必要な発汗ができることが大切です。こまめな水分補給とともに、塩分やミネラルを一緒に摂るようにしましょう。

発汗に必要な水分・塩分・ミネラルの補給にお勧めの食べ物はどんなものでしょうか。例えば、夏の味覚であるスイカは、90%以上が水分。糖分に加え、カリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルが含まれています。甘みを引き立たせるために塩を一振りして食べることがありますが、これは熱中症予防という観点からも正解です。
外出中の手軽な方法では、経口補水液などの吸収率の高い飲料か、塩飴などを水と一緒に摂取することがお勧めです。

喉が渇いたと感じた時は、人の身体の中から約2%の水分が失われている状態であるとされています。これ以上水分が失われると、脱水による目眩(めまい)や吐き気などの症状が出てくるように。こうなるとリカバリーに時間がかかるため、喉が乾く前に1〜2口水分を摂るように心かけましょう。

身体を効果的に冷やすフローズンドリンク

日本気象協会が推進する「熱中症ゼロへ」プロジェクトでは、日本かき氷協会とコラボして、熱中症対策に有効な、気軽に自宅で作れるオリジナルかき氷レシピを共同開発しています。シャーベット状の氷(アイススラリーと呼ばれることも)は、身体の深部体温を下げることに役立ち、発汗に必要な成分を同時に摂るアイデアが盛り込まれていますので、ご自宅でチャレンジしてみるのも良いでしょう。

応用編として、市販の果実ドリンクや野菜ドリンクを凍らせて楽しむ方法もオススメ。
ここでは、健康道場「4つのベリーの恵み」と豆乳を用いた、さっぱりフローズンドリンクのレシピをご紹介します。

材料:
  • 【A】調整豆乳……1カップ(200cc)
  • 【A】粉寒天……小さじ1/2強
  • 【B】メープルシロップ……大さじ2強
  • 【B】塩……ひとつまみ(0.5g)
  • 米油……大さじ2
  • 4つのベリーの恵み……1缶(160g)
  • 炭酸水……適量

作り方:
  • 1) 鍋にAの材料を入れ、よく混ぜて中火にかける。混ぜながら加熱を続け、煮立ったら弱火にして1分程度煮てから火を止める。
  • 2) (1)にBを入れて混ぜ、ボウルに移して粗熱を取る。
  • 3) 粗熱が取れたら、米油を少量ずつ加えながら混ぜ合わせ、冷凍庫に入れて冷やし固める。
  • 4) 大部分が固まってきたら(2時間程度が目安)、一度冷凍庫から取り出し、ヘラで全体をかき混ぜ、再度冷やし固める。
  • 5) 完全に固まった状態になったら、ブレンダーなどで適度に撹拌し、適量の炭酸水(お好みで豆乳でもOK)で割って、グラスに注ぎ入れる。ブレンダーがない場合は、凍った状態のままジッパーバックに入れ、手で揉み撹拌してもよい。
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