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汗がでる仕組みを知って、汗かき上手になろう

もっと見るタグ: 代謝, 健康雑学, 夏バテ, , 汗腺, 運動

夏場は、疲労で身体がだるくなりやすい季節ですよね。

人体は体温が上昇したときに発汗し、生体活動の均衡(恒常性)を保つために体温に調整します。特に夏場は上手に汗をかき、身体から無駄な熱を逃がすことが健康維持にとって重要です。

汗腺は人体におよそ200万~500万個あると言われており、この数は3歳前後までに遺伝や生活環境の影響を受け形成、その後死ぬまで数が変わることはないと言われています。またすべての汗腺のうち活動している(汗をかくことが出来る)汗腺は能動汗腺と呼ばれ、使われないと2~3年で徐々にその働きが衰えると言われています。これが通称「冷房病」と言われるもので、正式な名称は「能動汗腺衰退症」といいます。

では”良い汗”をかき汗腺を鍛えるには、どうすればよいでしょうか?

まずは適度に水分を取り運動をすることが大切です。運動は汗腺機能を鍛える効果があります。次にクーラーに入り浸らないこと。空調が行き届いた居住空間に慣れた現代人は、汗をかくことが苦手だという方も少なくありませんが、汗をかかない生活をし続けると、老廃物がたまりベトベトした”悪い汗”しかかけなくなってしまい、不快感の原因になることもあり悪循環。本来”良い汗”は、ほぼ水分でサラサラとして蒸発しやすくニオイも少ないものですから、意識的に汗をかく機会を設けるようにしましょう。

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