![[東京・恵比寿]グラーノ デリカテッセン バル 恵比寿](https://www.kenkodojo.com/column/wp-content/uploads/sites/3/2018/01/spot_detail11_01.jpg)
[東京・恵比寿]グラーノ デリカテッセン バル 恵比寿
恵比寿ガーデンプレイスの一角にある、開放的で気持ちの良いカフェ
雑穀は身体によい食材である。そうイメージする人も多いけれど、私たちの日常の食卓では、登場機会が少ないのが現実かもしれません。もっとも雑穀の歴史は古く、アジア原産の品種も多数あるため、日本人は昔から主食として食べていたのもまた事実。かつて白米は高価なごちそうであり、日常的に食べられるのは一部の上流階級だけでした。国家政策で米の収量が安定するようになった現在では、富の象徴であった白米が一般家庭でも主食の定番となり、その影響で現代の食卓に雑穀が登場しなくなったようです。
いっぽう海外に目を向けると、雑穀を「主食」でなく「野菜」として上手にメニューに取り入れている例が多くあります。特にパリのサンジェルマンデプレや、ロンドンのノッティングヒルにあるデリカテッセン等では、雑穀類を用いた料理がふんだんに並んでおり、健康意識の高い人だけでなく、慣れ親しんだ食材として広く受け入れられているのです。
雑穀を用いた日常の上質な家庭料理を、海外にあるデリ・スタイルで届けたい。そして日本でも雑穀の魅力を再認識してもらいたい。グラーノ デリカテッセン バル 恵比寿は、そんな想いをこめて2011年に誕生したお店です。

ランチは雑穀や豆を中心にしたお惣菜メニューから、好きなメニューを選べるランチプレートスタイル。夜は選べるお惣菜と小皿料理をワインと楽しめ、女性客の他、日本在住する外国人の方の利用も多いそう。海外のお客様からは、「お母さんの料理を思い出すよ」との嬉しいコメントを頂くこともあるそうで、海外では雑穀がいかに馴染み深い食材かということが分かります。デリメニューはいずれもテイクアウト可能で、「おかずがもう一品ほしいけど、作る時間がない!」という時の心強い味方になってくれるお店でもあります。
3+1の選べるデリプレート(ランチ)
玄米をベースに白米・黒米やその他雑穀を加えた日替わりの主食と、選べるデリのプレート。コールスローはキャベツを大きく切り食感を残し、キャラウェイでほんのりと味付け。季節のデリからは金時芋を白ワインで煮、秋の美味しさをまるごと頂けます。この日はメインにベジカレーをチョイス。
GRANO・デリカテッセンプレート(ディナー)
デリメニューから6種を選べるプレート。サラダのような感覚で食べられるものから、食べごたえのあるメニューまで常時20種程度の幅広いレパートリーから選べます。こちらのプレートに小皿料理を1〜2品追加し、二人でワインを楽しめば、健康的な食事を楽しめます。同店人気メニューの一つ、「クレソンとひじきのサラダ」は、茹でてドレッシングで和えた”きび”をトッピング。色合いの美しさも魅力です。
彩り鮮やかな旬の野菜を贅沢に使うデリは、食材の切り方や調理の仕方に工夫があり食感が楽しく、ハーブやスパイスを小気味良く使って味わいに個性があるため、ついついあれもこれもと欲張って食べたくなってしまうものばかり。また”NO MSG(グルタミン酸ナトリウム不使用)”にも取り組んでいて、子供も安心して食べられるのも信頼できるポイントです。
メニュー開発において大事にしているポイントは?と伺ったところ「旬の食材を多く取り入れ、季節感を大事にすること。そして雑穀のほか、豆などの栄養価の高い素材の特性を活かしながら、基本のメニューにどう馴染ませるを考えることでしょうか」と答えてくださった晝川(ひるかわ)シェフ。例えばアマランサスという雑穀は茹でるととろみが出るため、それを活かしてトマトベースのスープに仕立てたりする。そうするとスープも美味しく、雑穀の魅力も引き出せて、美味しさの相乗効果が生まれるのだそうです。このようなアイデアは、一般家庭でも活かすことが出来そうですね。
グラーノ デリカテッセン バル 恵比寿
で使われる主な雑穀類
キヌア | たんぱく質が豊富で、アミノ酸のバランスは牛乳に匹敵すると言われる高栄養食材。ぷちぷちとした食感と味馴染みがよいのが特徴 |
丸麦 | モチモチした食感があり、麦特有の甘みがあり玄米と相性が良いのが特徴。ボロネーゼやラザニアなどにお肉の代わりに使うと良いそう |
たかきび | きびよりも粒状が大きく食感が良い。ひき肉の代用品として、またポテトサラダ等の具として使うこともオススメです |
きび | 甘みがあり、もちもちとした食感が特徴。きびだんごの材料でもあります |
ワイルドライス | ビタミン、ミネラルが豊富なイネ科の植物。黒色を帯びた細長い粒が特徴。味わいは淡白で、主食に混ぜたり、スープなどの具として幅広い用途があります |
黒米 | 古代米の一種。黒色の種皮部分には抗酸化作用があるポリフェノールの一種アントシアニンが含まれています |
緑米 | クロロフィル色素を含み緑色を帯びた米。白米に混ぜて炊くと、マグネシウムや食物繊維などの栄養素を補うことが出来ます |
緑豆 | 湯がくとホクホクとした食感が特徴の小さめの豆類 |
アマランサス | ミネラル類やビタミン類を豊富に含む小粒の雑穀。加熱すると溶けてとろみが出ます |
雑穀を食卓に取り入れるなら、まずは「食べてみる」という経験も大事。雑穀の食感や味の特徴を知り、どんなメニューにどの雑穀が合うのか、まずはリサーチを兼ねてお店に足を運んでみるのもオススメです。 グラーノ デリカテッセンバルは「ただいま!」と言えば、「おかえり!」と迎えてくれそうな、温かなホスピタリティも魅力のお店。居心地の良い雰囲気の中で、美味しくて健康に良い雑穀料理を食べれば、心も身体もリフレッシュできそうですね。
取材日:2014年10月29日
STAFF紹介

- 晝川太郎(ひるかわたろう)シェフ
- 大学卒業後、フランス料理「アシェット」入社。その後、「代官山タブローズ」、「マンハッタンデリ」などの名店で経験を積み、2011年に「グラーノデリカッテッセンバル」シェフとして就任。
グラーノ デリカテッセン バル 恵比寿
営業時間 | 10:00 〜 23:00 ラストオーダー 22:00 (※デリとドリンクは22:30) |
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定休日 | 年中無休 |
交通 | JR恵比寿駅東口から恵比寿スカイウォーク(動く通路)で徒歩5分 〒150-6090 東京都渋谷区恵比寿4-20-5 恵比寿ガーデンプレイス エントランスパビリオン1F (地図 ) |
電話 | 03-5447-2800 |
WEBサイト | http://granodeli.jp/ebisu/ |
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