人間は摂取したエネルギーの75%以上を、体温維持のために使用していると聞くと、驚く方も多いのではないでしょうか?「冷えは万病の元」と言われるのもそのためで、もちろん腸も例外ではありません。私たちの健康と密接な関係にある腸にとっても、やはり冷えは大敵であると言えます。
お腹に手を当てた時、手のひらよりもお腹が冷たく感じたら、腸が冷えている可能性があります。そんな時は、日々の食事にスパイスを上手く活用し、腸の温活にチャレンジするのも良いでしょう。
例えば唐辛子を摂取すると体温が上昇し発汗しますが、これはカプサイシンという成分の効果によるものです。シナモンは血流を促進し、末梢神経の働きを良くする効果があります。その他ウコン(ターメリック)にも新陳代謝を上げる効果があると言われています。
こうして考えると、カレーやチャイは身体を温める合理的な食事だということがわかりますね。身体を「冷え」から守ることはもちろん、より積極的に「温める」ことで、健康維持に役立てましょう。
またスパイスには食欲不振の改善や血行促進、整腸効果など様々な効能を持つものがあります。その日の体調に合わせて、いつものメニューに「ちょい足し」するのも良いですね。
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