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湯冷めしにくい入浴法とは?

もっと見るタグ: 体温, 健康雑学, 免疫力, 入浴, 冷温交代プログラム, 温活

お風呂で温まっている時は血管が広がり、血行が良くなっています。湯上り後もしばらく血管が広がったままなので熱の放出が続きますし、汗の蒸発でも熱が奪われていきます。これがいわゆる「湯冷め」の仕組み。

湯冷めを防ぐには次の2つの方法を合わせて実施することが効果的です。まずは血管を収縮させ熱を逃げにくくすること。例えばお風呂から出るときに身体の一部に水をかける等の方法です。水風呂や冷水シャワーを全身に浴びる例もありますが、最初は足先にさっと水をかける程度から始めるのが安心です。「冷たい」と感じて血管が収縮させることが目的であり、お風呂のお湯とはじゅうぶんな温度差がありますから”冷たい水”ではなく”常温の水”程度(15~25℃くらい)の温度でいいのです。男性に比べて筋肉量が少ない女性は、あまり長く冷水を当てすぎると、逆に冷えたままになる可能性もありますから、無理のない温度差の水からチャレンジするのがよいでしょう。

そして2つめの方法は、お風呂上りにすぐパジャマや服を着ないこと。汗で冷える可能性があるのでまずバスローブなどを着て、汗をしっかり吸収して収まってから着替えましょう。足先が冷えないよう柔らかい靴下を履いたり、体温を保つ素材のパジャマを着るのもお勧めです。

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