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貯筋のススメ。努力を10年後に活かす方法

もっと見るタグ: エクササイズ, ストレッチ, トレーニング, マッスルメモリー, 健康雑学, 筋肉, 貯筋, 運動

最近話題のキーワードに、「マッスルメモリー」という言葉があるのをご存知でしょうか?

少し専門的な言葉になりますが、これは「エピジェネティクス」に関係するお話です。
「エピジェネティクス」とは、生命の設計図となるDNA以外にも、個体(人)の身体的特性を定義する要素(食生活や生活習慣、外的環境、心理ストレスなど)があることを解明する学問の1つです。その研究成果の一部として、筋力トレーニングの記憶は、筋細胞内に残るということが判明しました。それがいわゆる「マッスルメモリー」です。

筋肉の中には、「筋サテライト細胞」という種類の幹細胞が存在します。
これは筋線維の素になる細胞で、いわば筋肉の赤ちゃんのようなもの。この「筋サテライト細胞」は、筋肉トレーニングをすることで成長します。一度つけた筋肉の記憶は、この細胞内におよそ10年ほど残り、運動を再開すると、以前の状態に戻ろうするため、トレーニング成果が早く出やすくなるのです。

難しいお話はさておき、我々の身体には「運動の努力を無駄にしない」という、素晴らしい機能があるということ。筋肉は加齢に伴いだんだん減少してゆくものですが、体内で唯一、年齢に関係なく成長を見込める器官でもあります。

しかし、使わなければあっという間に減っていくのも事実。
10年後のご自身の健康のため、負担にならない程度のトレーニングから開始してみませんか?

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ご家族やご友人とともに、ゲーム感覚で貯筋競争なんてのもいいかもしれませんね。
道場ストレッチのコーナーでは、他にもお悩みのポイント別に簡単に実践できるストレッチを各種ご紹介しています。ぜひチャレンジしてみてください!

健康道場ストレッチ
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