アンチエイジングの話題になると、度々耳にする「糖化」のお話。
近年の研究から、体内で起こるメイラード反応が、老化を進行させる体の糖化であることが明らかになってきました。
人間の身体は食事から摂取した糖を血液を介して身体の隅々に運び、活動のエネルギー源としています。しかし甘いものを食べ過ぎたり、栄養摂取と運動量のバランスが崩れ、血液中に余分な糖が長く滞留すると、赤血球中のたんぱく質「ヘモグロビン」と「ブドウ糖」が結合し、血液が糖化し「HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)」という物質に変化します。
健康診断の時、血液検査結果の中に「HbA1c値」という項目を目にしたことはありませんか?
赤血球中の「ヘモグロビン」のうち、HbA1cの含まれる割合を数値(%)で示したものがHbA1c値で、血液中の糖化の具合を数値で確認することができます。
サンスターは長年にわたり、玄米菜食の推進とその効果研究を行ってきました。近年の研究から、玄米や米ぬかに含まれる豊富な栄養素が、「ヘモグロビン」の糖化をブロックする働きがあることがわかってきました。
血糖値がやや高めの方を対象としたHbA1c値変化確認試験を実施したところ、8週時点において、米ぬか非摂取に比べ、米ぬか摂取群のHbA1c値が有意に低下したことから、米ぬかには「ヘモグロビン」の糖化をブロックする働きがあると考えられます。
約90日の間隔で全てが入れ替わってしまうと言われている血液は、努力次第で健康的な状態に戻すことができるもの。「ヘモグロビンの糖化ブロック」を意識して、米ぬかを毎日の食習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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