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STOPインフラメイジング!体内の炎症を無くし健やかに

もっと見るタグ: インフラメイジング, センテナリアン, 代謝, 健康雑学, 免疫, 微小循環, 炎症, 百寿者, 老化, 腸内環境

みなさんは、インフラメイジングという言葉をご存知ですか?
これは「炎症(インフラメーション)」と「老化(エイジング)」を合わせた造語で、老化と様々な疾患の関連を示す言葉として近年登場するようになりました。

では、「老化」はさておき「炎症」と聞くと、どのような症状や状態を思い浮かべますか?
例えば喉の炎症や、打ち傷の腫れなど、目に見える場所に出る、わかりやすい炎症を想起する方も多いと思います。実はこの炎症という症状、私たちの目に見えない身体の内側でも自覚なく発生し、老化を加速させたり、健康を損なわせる原因となることが。

そして生まれたのがこのインフラメイジングという言葉。この「炎症」をどれだけ少なくするかが、抗老化(アンチエイジング)や、疾病予防のカギになるということなんです。

腸のおもしろ話第3回リーキーガットって知っていますか?」でも解説をしていますが、腸のバリア機能が破綻すると、健康に悪影響を及ぼします。お口と全身の健康を考える企業・サンスターも、研究テーマとして、大変注目し重きをおいている分野でもあります。

腸のバリア機能が衰える要因はいくつかあります。例えば、加齢によって腸内細菌の多様性が失われてゆき、更には腸のバリア機能が弱体化することがわかっています。さらに、腸のバリア機能の衰えにより、有害成分が体内に入り込み、身体のさまざまな部分で炎症を加速度的に進行させるため、事態はますます悪化してしまいます。とっても怖いですよね。

百寿者(センテナリアン)の生活習慣にヒントあり

大学で行われた、高齢者を対象とした最大10年間の追跡調査によると、百寿者(センテナリアン)には、慢性炎症の程度が低い人が特に多いことがわかったそうです。

また、普段の生活の傾向を調べたところ、バランスのよい食事と規則正しい生活習慣、そして適度な運動、おおらかな心のありようなどに共通点があったと言われています。

さらに、百寿者の方の体内では「微小循環」という、細胞のゴミを上手に排出するすぐれた機能が活発に働いていることがわかったそうです。「微小循環」とは、各細胞が毛細血管を通じて、酸素や栄養、老廃物等の物質代謝を行う循環機能を指していて、適度な運動によって、その働きが向上するとされています。毛細血管への血液流入量が20%増えれば、物質代謝量も20%増すため、炎症予防の上でも大きな働きをしていると考えられています。

炎症を起こさない、炎症を慢性化させない

炎症の悪循環を断つためには、体内で起こる微弱な炎症を極力少なくすることと、そして微弱炎症のうちに速やかに解消し、慢性炎症を予防する対策が大切です。

規則正しい生活、真に身体が喜ぶ食事、そしてストレスを溜めない穏やかな心を目指し、“食事・身体・心”のバランスを整えながら、一日一日を丁寧に暮らしてゆくことが、実は一番の健康の近道です。

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