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ブロッコリー・ケール ブロッコリー・ケール image
頼れる青野菜 活性酸素に要注意!
中高年になると、気になるのが生活習慣病ですが、その一因とされるのが活性酸素。活性酸素はご存じの通り、ガンや動脈硬化の原因とも言われています。わたしたち人間の体内では、活性酸素による酸化を抑制し除去するSODという酵素のほか、いろいろな抗酸化物質が働いています。しかし現代社会では、食生活の乱れやストレスなどによって、活性酸素が過剰に発生しやすい環境になっています。しかもSODは、年齢と共に低下。仕事で心身が疲れ、不規則な食生活を続けてきた50〜60歳代は「活性酸素要注意年齢」と言い換えることもできるのです。それでは、ブロッコリーとケールの、どのような栄養成分が、わたしたちの健康に有効なのでしょう。
身体を酸化や老化から守ってくれる野菜「ブロッコリー」。
ブロッコリー imageブロッコリーには「イソチオシアネート」という硫黄化合物が多く含まれています。この特徴的な成分の中でも、最も重要なのが「スルフォラファン」。発ガン物質を無毒化して体外に排出する解毒酵素の作用を活発にして、ガンを防ぐことが分かってきました。また、ブロッコリーは、日常わたしたちが口にしている多くの野菜の中でも、抗酸化力の強さを示すSOD様活性が高いという点も見逃せません。ブロッコリーのSOD様活性は、ホウレンソウ、キャベツ、パセリなどに比べて、高い値を示します。さらに、血圧を下げてくれるカリウムなどの各種ミネラルも豊富です。特に「葉酸」というビタミンの含有量が多いのもブロッコリーの特長です。葉酸は、動脈硬化や新生児の神経管閉塞障害を抑えることが知られています。このように、さまざまな栄養素がバランスよく、しかもたっぷり含まれているブロッコリーは、身体を酸化や老化から守ってくれる野菜なのです。
中高年の身体を守る、栄養価の宝庫「ケール」。
ケール imageアブラナ科野菜のもう一方の雄・ケールは、日本では馴染みの薄い野菜ですが「キャベツの原種」と言われており、キャベツに比べてビタミンCは約2倍、β-カロチンはなんと約60倍も含まれています。さらに、ビタミンB1・B2、ミネラル、カルシウム、食物繊維、葉酸なども豊富に含まれ、SOD様活性は緑茶の約2倍、大根葉の約3.5倍とも言われています。また最近の研究ではアブラナ科野菜のガン予防の効果が注目を集めています。アメリカ国立ガン研究所(NCI)が発表したデザイナーズフーズ(ガン予防に重要な野菜をリストにしたもの※下図参照)の中にも、アブラナ科野菜が含まれています。これらの野菜には、ガン予防だけではなく、動脈硬化などの予防効果もあることが明らかになってきました。このように栄養価も高く、ガン予防も期待できるケールは「スーパー野菜」と呼ばれるにふさわしい野菜なのです。
50〜60歳代に欠かせない、頼れる青野菜。
このように、ブロッコリーやケールなどの「青い野菜たち」は、非常に頼りになる野菜だと言うことができます。そして生活習慣病やガンなどを意識しはじめる50〜60歳代の方なら、極力意識的に、毎日でもブロッコリーやケールなどを摂取することが大切です。ブロッコリーとケールの両方を摂取すると、それぞれの弱点を補うだけでなく相乗効果も期待でき、より健康な日々を過ごすことができるはずです。
アブラナ科野菜の中でも、栄養価が高いブロッコリーとケール アブラナ科野菜の中でも、ブロッコリーとケールはガンを予防する力が強い。

Designers Foods(デザイナーズフーズ)について
米国国立がん研究所が作成した、がんの予防に重要な野菜をリストにしたもの。ピラミッドの上位にくるものほど、がん予防に対する重要度が高い。ピラミッドの同じ箱の中に入っているものは、重要度は同じ。
米国国立がん研究所が作成した、がんの予防に重要な野菜をリストにしたもの
アメリカ国立ガン研究所「デザイナーズフーズ」より引用

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