紀伊半島に位置し、和歌山県・三重県・奈良県にまたがる熊野古道（くまのこどう）。熊野本宮に向かう中辺路（なかへち）、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路（おおへち）、高野山から熊野本宮へ向かう小辺路（こへち）、熊野古道とはこれら熊野三山へ向かう参詣道の総称で、2004年にユネスコ世界遺産登録されました。悠久の時を超えて伝わる神話の里は、国内外を問わず訪れた人々の心を魅了しています。

『健康関連事業に携わる社員がまず健康であるべき』というサンスターの企業理念から生まれたブランド・健康道場は、去る2016年5月サンスター通販会員様向けの体験型イベントとして「健康道場ツアー」を熊野古道にて開催。紀伊の山々に抱かれた自然と温泉を満喫しながら、「食事」「身体」「心」の3つの柱で構成された健康増進プログラムを1泊2日の旅で楽しく体験しました。

身体が喜ぶ、旬の素材を活かした玄米菜食

ツアーで体験する食事は、健康道場が推奨する玄米菜食の理念に基づき、肉・卵・乳製品不使用で1食約600kcal。ツアーで巡るレストランや旅館の方々とは、この健康道場の理念をご理解いただくため、事前に打ち合わせや試作を何回も重ねたそうです。
その出来栄えは、どれも見事の一言に尽きる、色鮮やかな旬の素材の美味しい食事ばかり。
肉や卵を使っていない低カロリーの食事だと、後でお腹が空いてしまうのでは……という心配がありましたが、満足感があり、とても美味しく感じることが出来たのは、大きな発見の一つでした。玄米菜食で咀嚼（そしゃく）が促され、満腹感が感じやすいことにその理由があるのかもしれません。

熊野セラピストと共に、熊野古道健康ウォーキング

このツアーでは、熊野に精通し、参加者の健康と安全をサポートしてくれるインストラクター「熊野セラピスト」と共に、爽やかな新緑の熊野古道を歩きます。ウォーキングの途中、疲労を貯めこまないよう石段を使ったストレッチをしたり、杉の木の丸太で作った「森のベッド」でゆがみを整える均整ストレッチを実践し、心身共にリフレッシュ。また、熊野の歴史や草花の名前に渡るまで、様々な話を聞きながら歩くことはとても楽しく、参加者の方々全員、熱心に耳を傾けていました。

サンスター管理栄養士との個別食生活相談

ツアー参加申し込み時に記入した食生活チェックシートをもとに、サンスター管理栄養士から個々のお悩みに応じたアドバイス。
普段生活をしていると、なかなか自分の「生活のクセ」に気がつくことは難しいけれど、こうやって誰かにフィードバックしてもらうと、気づきになるもの。ちなみに私の場合、食事の時間や睡眠が不規則なことは自分でもうっすら分かっていましたが、規則正しい起床時間と朝一杯の青汁を飲むことが、生活習慣のゆがみを正す一助になる、というのは新しい発見でした！

オーラルブラッシング講座も開催

お口の健康に関する指導があるのも、オーラルケアブランドを多数持つサンスターならでは。サンスター財団歯科衛生士が講師となり、正しいブラッシング方法や、食事を美味しく食べるための唾液腺マッサージなどを説明。自己流に陥りがちなオーラルケア方法を、正しく軌道修正できるのも嬉しいポイント。

健康道場ツアーは、これまでサンスターの通販会員様を対象に合計６回開催されたそうですが、2016年秋の健康道場ツアーでは、広く一般からも参加希望者を募集予定。
健康道場の「食事」「身体」「心」を柱とした健康法を学び、生活習慣を見直したい方、はたまた熊野古道に行ってみたい！美味しい玄米菜食に興味がある！など、ご興味をお持ちになった方は参加要項をチェックしてみるのもオススメです。

健康道場ツアーの今後のスケジュール、詳細、申し込み方法についてはこちら！

熊野古道は、いにしえより”よみがえり”の地として様々な信仰を集めた場所です。昔の人々は熊野の地に一歩足を踏み入れることで魂を浄（きよ）め、熊野から出る時に新たな魂として再生を果たすと信じていました。
健康道場のブランドコンセプトである「リバランス」という言葉には、「食事と身体と心のゆがみを正しく整え、人間本来の健康になろうとするチカラを目覚めさせること。リバランスはすこやかないのちの原点。」という意味があるそうです。
健康道場の理念を知ると、なぜツアーの場所に熊野古道を選んだのかが、とてもよく分かる気がします。
みなさまも是非、神々が鎮めし熊野古道で「リバランス」してみませんか？