1. ホーム/
  2. コラム/
  3. 乳酸菌の植物性由来、動物性由来ってどう違うの?

乳酸菌の植物性由来、動物性由来ってどう違うの?

もっと見るタグ: 乳酸菌, 健康雑学, 植物性乳酸菌, 発酵, 発酵食品, 腸内環境

乳酸菌は腸内環境を健全に保つ善玉菌のひとつであるということは、すでに皆さんもよくご存知ですよね。
こちらのコラムでは、身体に良い影響をもたらす乳酸菌の種類について触れてみようと思います。

乳酸菌は、糖類などを栄養にして、乳酸を代謝産生するタイプの細菌の総称で、様々な種類があります。そして、乳酸菌が細菌の一種であるということは、同時に植物でも動物でもないことを意味しています。なのに巷ではよく「植物性乳酸菌」という言葉をよく耳にしたりすることがありますね。

これは、細菌学・分類学上の区別では無く、主とする栄養源と生育場所によって便宜上、植物性・動物性と区分されているのです。例えば、私たちがよく知るヨーグルトやチーズなどの含まれる乳酸菌は、乳や乳製品の発酵にかかわる乳酸菌を「動物性」乳酸菌と分類しています。また、発酵した野菜、果物、穀類、芋類、豆類などに生息する乳酸菌を「植物性」乳酸菌と分類します。
面白いところでは、ハマグリ等に生息する乳酸菌は海洋性乳酸菌と分類されることがあるんですよ。

動物性乳酸菌については、欧米で古くから研究されていますが、植物性乳酸菌の研究については、歴史が浅いこともあり、その機能性すべてが明らかになっているわけではありません。しかし、動物性乳酸菌と比べ、栄養が不十分かつ過酷な環境で生息していることから、動物性乳酸菌よりも強く、経口摂取によって腸まで届きやすい特性が解明されており、様々な効能が期待されています。

また、細菌や微生物を活用した食品保存法「バイオプリザベーション」の活用という観点からも、乳酸菌が注目されでいます。平たく言えば、味噌や漬物が、長期に安定した品質を保つことができるのは、乳酸菌を始めとした細菌や微生物のお陰であり、この機能を広く流通する商品などにも活用しようということです。
発酵食品は味わいの観点からもメリットがありますし、何より古来からある自然な方法で、食品の安全を守ることが出来るのは嬉しいことですよね。

乳酸菌発酵がつくる、有機野菜の旨味とコク

2種類の乳酸菌で野菜を発酵させ、有機野菜の旨味を引き出すことでコクのある深い味わいに。ピューレを配合し、野菜感たっぷりののど越しで、不足しがちな食物繊維も1缶でたっぷり手軽に!

ご愛飲者の声

ピューレ状でおいしいですね。(60代 女性)

健康を考えて飲んでいます。ジューサーで作って飲んでいたドリンクよりもいいと思って、始めました。体も軽く、疲れも残らないし、毎朝スッキリです。

  1. ホーム/
  2. コラム/
  3. 乳酸菌の植物性由来、動物性由来ってどう違うの?