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睡眠負債を改善し健やかな毎日を

もっと見るタグ: メラトニン, 健康雑学, 眠り, 睡眠, 睡眠不足, 睡眠負債, 腸内環境

最近テレビ番組でも大きな反響を読んだ「睡眠負債」。
日々積み重なる少しの睡眠時間は、実は解消されることなく累積され、心身の健康に大きな影響を及ぼすというお話です。
米・ランド研究所の発表によると、睡眠不足がもたらす経済損失をGDP(国民総生産)ベースで換算したところ、調査対象5カ国(カナダ、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本)のうち、日本がもっとも大きいと試算されました。

また厚生労働省の「国民健康・栄養調査」の結果でも、睡眠時間6時間未満の割合が近年増加傾向にあり、このことからも、日本人、誰しも常に睡眠負債の危険にさらされていると言っても過言ではない状況にあるようです。

睡眠不足になると注意力・集中力や判断力が遅くなるなど、脳のパフォーマンスを低下させることは体感的に理解している方も多いと思いますが、累積した睡眠負債は自覚症状なく進行し、様々な疾患のリスクをも高めてしまうという報告も多数上がっているそうです。

睡眠負債を累積させないようにするためには、十分な睡眠時間の確保はもちろん、睡眠の質も意識してみましょう。眠りを誘うホルモン・メラトニンの分泌メカニズムを利用し睡眠リズムを整えることや、メラトニンの原料になるトリプトファン等の必須アミノ酸産生に関わる腸内細菌を整えることが大切です。
また寝室やベッドなど寝具環境を心地よくすることも、睡眠の質を向上する手助けになるでしょう。

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