⽞⽶と⽩⽶の違いは、外⽪があるかないか。⽶の糠層や胚芽が残っているのが⽞⽶です。特徴は、この部分にさまざまな栄養が含まれていること。⽩⽶に⽐べて多く含まれているのは糖質をエネルギーに変えるために必要なビタミンB1、体内のナトリウムの排出を促すカリウム、カルシウム、リン、鉄、マグネシウムなどのミネラル分です。また、外⽪はブランと呼ばれ、豊富な⾷物繊維が注⽬されています。⽩⽶よりも⾷後の⾎糖値の上昇が緩やかなのも、お通じに良いといわれているのも⽞⽶の⾷物繊維の働きです。
反⾯、外⽪があるためにぼそぼそとした⾷感だったり、栄養の吸収がよくないという指摘もあります。これは、炊く前に⽔に浸す時間を⻑くしたり、圧⼒鍋を使ったり、「⽞⽶コース」つきの炊飯器を使うなどで解決できます。そして、よく噛んで⾷べること。⽞⽶ならではのうま味が感じられ、消化酵素を含む唾液もきちんと分泌されます。しっかり噛むことは⾷べ過ぎの防⽌にもなります。⽞⽶⾷のメリットは、実に多彩なのです。
関連記事
- 【twitter】
- 【facebook】
- 【mixi】