お赤飯やお汁粉、和菓子など、馴染み深い食材のひとつである小豆。元々は東アジアが原産で、たんぱく質やビタミンB1を始め、食物繊維、サポニン、ポリフェノール等の機能性成分を豊富に含む優秀な食材です。

意外かもしれませんが、小豆には食物繊維がごぼうの約2～3倍含まれており、腸内環境改善にも効果的。水溶性・不溶性食物繊維ともバランスよく含んでいるため、今話題のプレバイオティクス食品としても注目の食材です。

「スーパーで乾燥小豆を見かけるけど、どうやって調理するのかわからない」という方も多いと思いますが、実は炊飯器でカンタンに調理が出来るんですよ。

乾燥小豆と水を、1:3の割合で入れ、炊き込むだけ。ポイントは水分を小豆が含みこんでまわりに水分がなくなるまできちんと炊くこと。火にかけているとどうしても焦がしてしまったりしがちですが、その点、炊飯器なら失敗なく調理できます。

甘く仕立てておやつにするも良し、ご飯に混ぜてごま塩で頂くも良し。不足しがちな食物繊維を補いつつ、抗酸化作用のある栄養素も同時に摂取でき、美肌効果も期待できますよ。