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疲れが気になる時は、ビタミンB群を積極的に摂取しよう

もっと見るタグ: ビタミンB, 代謝促進, 健康雑学, 切り干し大根, 椎茸, 疲労, 米ぬか

江戸時代、江戸詰めの地方武士の間で流行したことから、「江戸患い(えどわずらい)」とも呼ばれた「脚気(かっけ)」。脚気はビタミン欠乏症の一種で、精米された白米を食べる習慣が広まり、それまで玄米から摂取していたビタミンB群の不足が原因で流行したと言われています。

ビタミンB群は、糖質をエネルギーに転換する働きの他、脳や神経系の疲れを和らげて働きを高めたり、DNAを合成し細胞を正常に作る機能など、我々が生命を維持するために重要な栄養素のひとつです。

そのためビタミンB群が足りなくなると、疲れやすくなったり、動悸・息切れなどの症状が出やすくなると言われています。「最近疲れやすいかも……」などの自覚症状を感じたら、まずは現在の食事を見なおしてみましょう。植物性素材では玄米やもち粟などの雑穀、バナナ、ナッツ類、ほうれん草や納豆、切り干し大根などにビタミンB群が多く含まれています。

肥満が気になる方は、ビタミンB群の中でも、ビタミンB2、ナイアシン(ビタミンB3)、パントテン酸などの脂質代謝を促進する補助酵素を意識して摂取しましょう。ナイアシンは玄米の米ぬか部分に、パントテン酸は納豆やモロヘイヤ、干し椎茸などに多く含まれていますので、日々の食事に上手く取り入れてみてください。もちろん代謝を促す、適度な運動も忘れずに。

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