面白い話を聞いて大笑いしたら「元気が出た」とか「疲れが取れた」という経験はありませんか？　この”笑いの効果”は近年、医学的に実証されつつあり、病気の予防や治療のためにも注目を集めているようです。 私たちがストレスを感じると、体内でコルチゾールというストレスホルモンが増え、免疫力を低下させることが解っています。そこでストレスを受けた後で笑い、その後に唾液中のコルチゾールの量がどう変化するかを調べた結果、７～９割の人のコルチゾールの濃度が低下したそうです。またコルチゾールが減ると、免疫力に関係するNK(ナチュラルキラー)細胞の働きが良くなったということも報告されています。
このように「笑う」ことはストレスを低下させ、免疫力を活性化させてくれそうです。健康のため、努めて笑顔でいることを心がけてみましょう。
しかも”作り笑顔”でもその効果が得られるそうですから、しんどいときこそ”笑顔”でいることの価値はありそうです。