みんなで集まると、何かと話題に上がる健康のこと。
特に血圧に関しては、まさか自分がなるとは！という、ある種の驚きをもって語られることが多いものです。 高血圧は別名「サイレントキラー（静かなる殺人者）」と呼ばれている通り、自覚症状はほとんどなく進行し、現代では日本人の3名にひとりが高血圧に蝕まれているとも言われています。

POINT！

高血圧のメカニズムを知ろう

一口に高血圧改善といっても、減塩、運動、食改善による肥満是正など様々なアプローチがあります。こちらのコラムでは、近年、高血圧の予備療法として米国心臓病学会（AHA）でも採用された「ハンドグリップ・エクササイズ」など、効果的な運動法を中心にご紹介したいと思います。

■タオル１枚あれば！スキマ時間でハンドグリップ・エクササイズ

カナダ人医師が開発したと言われるハンドグリップ法は、「最大握力のおよそ30％のパワーで、約2分握力計を握り、その後1分休む」を、左右交互に2回ずつ行うというもの。近年日本でも、高血圧対策アイテムとして、専用器具が販売されていたりします。

これをアレンジしたのが、タオルを用いたハンドグリップ法です。フェイルタオルが一枚あれば、いつでもどこでも簡単に行うことが出来、他の生活習慣是正とは異なり、日常生活に取り入れやすい点もメリットの1つ。1日に10分程度、週3日以上を継続的に行うことで、次第に効果がでてくると言われています。

森林浴で、血圧を穏やかに

森林浴は、血中の免疫細胞増加やストレスが低減するなど、人体への好影響が知られています。その作用のひとつとして、血圧や脈拍が低下することも確認されています。近年、ヘルスツーリズム人気もあり、高血圧予防の対策として森林ウォーキングやクアオルトも高い注目を集めています。

ふくらはぎを鍛えて、心臓の負担を減らす

心臓は、酸素や必要な栄養を身体の隅々まで届けるために、ポンプの役割を果たしています。そして身体の各所にある筋肉は、その役割を補佐している器官でもあります。下肢に運ばれた血液を心臓までまた送り返す時、ふくらはぎの筋肉は強力な助っ人として、働いてくれます。ミルキングアクションと呼ばれるこの機能は、心臓の負担を減らすために役立ちます。

高血圧対策には運動が大切。ですがここで挙げた３つのポイントを見れば、ハードなトレーニングではなく、ごく軽い運動でも効果があることがお判り頂けると思います。「よし！今日からやるぞ！」という決心さえあれば、健康生活はいつでもどこでも始められるのです。

健康道場では、みなさまの健康に寄与すべく、健康道場ツアーなどの参加体験型ツアーの企画運営を行っております。今日から始める、今すぐ始める！というお気持ちを、ぜひこのツアーの中で共有させて頂けたらと思っています！ふるってご参加くださいね！

健康道場ツアーの今後のスケジュール、詳細、申し込み方法
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よみがえりの地・熊野古道。神々が鎮めし森を歩く健康道場ツアー
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