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自然界の動物は、生き抜くために最も理想的なプロポーションをしているように見えます。例えば、肉食獣のライオンやヒョウは、狩をするのにふさわしい精悍(せいかん)なプロポーションを持ち、野生のサルは木の上での生活に適したプロポーションを持ち、草食獣は急に襲い掛かってくる天敵から逃げる俊敏なプロポーションをしているように見えます。動物のプロポーションは、仲間の間では大きな違いがないようです。肥満のライオンややせすぎたシマウマは見かけません。ところが現代人は、とても気ままのプロポーションですね。肥満体の人もいるし、その反対にやせすぎの人も目に付きます。
狩猟採集者だったころの人間と異なり、追いかけたり、逃げたりする必要のない現代人は、動物として生きるために食べるのではなく、欲求を満たすために食べているのではないでしょうか。こうした美食の結果、脂肪を体内に蓄積して太ってしまったり、その太った体型を解消するため、無理なダイエットで体を壊してしまったりすることがあるのだと思います。
さらに、このような体型を続けていると、腸にも影響を及ぼすかもしれません。太り気味の方は、運動をすることが面倒くさいと思ってしまい、腹筋などの排便に関係する筋肉群が弱くなり便秘になり、大腸がんになるかもしれません。一方、痩せすぎの方は、食事が普通より少ないと仮定すると、一日に必要な栄養素を十分にとれず、栄養不足が原因で病気にかかりやすい体質かもしれません。
いづれにしても、無理な食事制限など体に極端な負荷をかけず、時間はかかってもバランスのよい食事を普段の食事量より少し減らして摂ること(腹八分目)や適度な運動などをして、少しずつ目標のプロポーションを実現させるのが理想です。そして、そのようなダイエット(肥満解消)を実践することは、腸の働きを取り戻すことにもつながり健康にも役立つと考えられるのではないでしょうか。 |
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